「夕焼けの翌日は晴れ」には科学的な根拠があった
結論:夕焼けは「西の空が晴れている」証拠
「夕焼けの翌日は晴れ」という言い伝えには、ちゃんとした理由があります。夕焼けが見えるのは、西の空に雲が少ない証拠だからです。
天気は「西から東へ」変わる
日本の天気は、上空に吹く「偏西風」の影響で、多くの場合、西から東へと移り変わります。
つまり、今の西の空の状態が、明日の自分の場所の天気になりやすいのです。
夕焼けが見えるということは
夕日は西に沈みます。その夕日の光が届いて空が赤く染まるということは、
- 西の空に光をさえぎる雲が少ない
- これから東に移動してくる空は晴れている
という意味になります。だから翌日は晴れやすいのです。
逆に「朝焼け」は雨のサイン
同じ理屈で、「朝焼け(東の空が赤い)」のときは注意が必要です。
朝日は東から昇ります。東が晴れて西に雲があると、その雲がこれからやってくる可能性が高く、天気が下り坂になりやすいのです。
昔の人の観察力
気象衛星もない時代、人々は空をよく観察して経験則を積み上げてきました。「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」——これは科学的にも理にかなった、先人の知恵の結晶なのです。