玉ねぎで涙が出るのは「催涙ガス」のせいだった
結論:切られた玉ねぎは「涙を誘う物質」を作る
玉ねぎを切ると涙が出るのは、細胞が壊れたときに生まれる「硫化アリル」系の催涙成分が、目を刺激するためです。
「切る」ことで初めて発生する
玉ねぎは無傷のうちは涙を誘いません。包丁で細胞を壊した瞬間、内部の成分どうしが反応して、揮発性の催涙物質が一気に作られます。
これが空気中に広がって目に入ると、脳が「異物だ」と判断し、洗い流すために涙を出すのです。
涙を防ぐ4つのコツ
化学の仕組みが分かれば、対策も見えてきます。
- よく冷やす:冷蔵庫で冷やすと成分が揮発しにくくなる
- よく切れる包丁を使う:細胞をつぶさず切ると成分が出にくい
- 換気する・扇風機を当てる:ガスを顔から遠ざける
- 水にさらしながら切る:成分が水に溶けて飛びにくくなる
「よく切れる包丁」が一番効く
特に効果が大きいのが、切れ味の良い包丁を使うこと。切れない包丁は細胞を押しつぶし、催涙成分を大量に発生させてしまいます。涙が気になる人は、まず包丁を研いでみましょう。