節分の豆まきはなぜ「大豆」なのか?鬼退治の由来
結論:豆には「魔を滅する」力があるとされた
節分に大豆をまくのは、豆(まめ)が「魔滅(まめつ)=魔を滅する」に通じる縁起物とされてきたためです。
昔、季節の変わり目に鬼が来た
節分とはもともと「季節を分ける日」。特に立春の前日は一年の変わり目とされ、邪気(鬼)が入り込みやすいと考えられていました。
その鬼を追い払うために、力を持つとされた豆をぶつけたのが豆まきの始まりです。
なぜ「炒った豆」なのか
まく豆は必ず炒った大豆を使います。これには理由があります。
- 生の豆をまくと、拾い忘れから芽が出てしまう
- 芽が出るのは「縁起が悪い」とされた
- 「炒る」が鬼を「射る」に通じる語呂合わせ
だから炒り豆でなければならないのです。
年の数だけ食べる意味
豆まきのあとに、自分の年齢の数だけ豆を食べる習慣があります。これは「年の数だけ福を体に取り込み、一年の健康を願う」という意味が込められています。
地域によっては「年齢+1個」食べて、来年の分の福も先取りする風習もあります。何気ない行事にも、先人の願いがぎっしり詰まっているのです。