親知らずが「ない人」が増えているのは進化の証拠?
結論:親知らずは「退化しつつある器官」
親知らず(第三大臼歯)が最初から存在しない人が、近年増えています。これは人類の食生活の変化と、それに伴う進化が関係しています。
昔の人には「必要な歯」だった
硬い木の実や生肉、繊維の多い食物を噛みちぎっていた祖先にとって、奥の大きな歯は必需品でした。あごも大きく、親知らずが収まるスペースが十分にありました。
現代人はあごが小さくなった
火を使った調理や、やわらかい加工食品が中心になると、強く噛む必要が減り、人類のあごは徐々に小さくなっていきました。その結果、
- 親知らずの生えるスペースがない
- 斜めに生えて痛みを起こす
- そもそも作られない
という人が増えたのです。
「ない」のはむしろ好都合
親知らずは虫歯や炎症の原因になりやすく、抜歯が必要になることも多い厄介な歯です。生まれつきない人は、その悩みと無縁というわけです。あなたの口の中は、人類の進化の「今この瞬間」を映しているのかもしれません。